BMTカナーシー線(BMT Canarsie Line)はニューヨーク市地下鉄のBディビジョンの路線で、終端駅のあるブルックリン区のネイバーフッド(カナーシー)から名付けられた。しばしば14丁目-カナーシー線(14th Street - Canarsie Line)とも呼ばれる。終日L系統 が運行されており、ニューヨーク市地下鉄の路線図等ではライトスレートグレーのラインカラーで示されている。
カナーシー線はBMTイースタン・ディビジョンの一部で、イースタン・ディストリクト線(Eastern District Line)と呼ばれることもある。.これは旧ブルックリン市にウィリアムズバーグ市が統合された際に、ウィリアムズバーグがブルックリンの東部地区(イースタン・ディストリクト)である、とされたことにちなむ。ウィリアムズバーグはカナーシー線のブルックリン区内地下区間の起点となった場所であり、カナーシーに至る線路が引かれたのは後年のことである。グランド・ストリート駅の近くにあったイースタン・ディストリクト高校は1996年に閉校されるまでこの歴史的な地名を保っていた(現在はグランド・ストリート・エデュケーショナル・キャンパスとなっている)。
運行パターン
チェイニングについて
- カナーシー線のチェイニングはBMT Qである。これは運行されている運転系統(カナーシー線の場合はL系統)とは何の関係もない。
- カナーシー方面行きの線路がQ1、マンハッタン方面行きの線路がQ2である。
- BMT Qのチェイニング・ゼロ(起点)はマンハッタンにある8番街駅の西端である。チェイニングのBMT Qとカナーシー線全線は一致しており、Qの文字は他線のチェイニングでは使われない。
- カナーシー線の路線案内上の北はマンハッタン方面である。このため、実方位では概ね北西から西に対応する。
駅一覧
- 全ての駅がニューヨーク市に所在し、L系統が終日停車する。
脚注
参考文献
- Celebrate Opening of Subway Link, New York Times July 1, 1924 page 23
- Celebrate Opening of New B.M.T. Line, New York Times July 15, 1928 page 13
- Mayor Drives Train in New Subway Link, New York Times May 30, 1931 page 11
外部リンク
- Railroad History Database
- NYCsubway.org – BMT 14th Street-Canarsie Line (text used with permission)
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