イリヤ・ダーリン 日曜日はダメよ』は、映画『日曜はダメよ!』を原作にしたミュージカル。

1967年にブロードウェイで初演。映画同様メリナ・メルクーリがイリヤを演じた。日本では劇団四季による公演が行われている。

ストーリー 

アメリカ人の哲学教師ホーマーは、多くの哲学者を輩出したギリシャに憧れ、ギリシャの港町ピレウスにやってくる。 そこでイリヤという娼婦の女性と出会ったホーマーは、彼女に一目惚れしてしまい、イリヤを完璧な女性に変身させようとする。 ホーマーとイリヤの恋の行方は―。

ブロードウェイ公演

スタッフ

  • 製作 … カーミット・ブルームガーデン

劇団四季による公演

『日曜はダメよ!』から『イリヤ・ダーリン 日曜はダメよ』に改題

スタッフなど

  • 台本 … ジュールス・ダッシン
  • 作詞 … ジョー・ダリオン
  • 音楽 … マノス・ハジダキス
  • 翻訳 … 倉橋健
  • 訳詞 … 岩谷時子
  • 演出 … 浅利慶太
  • 装置 … 金森馨、 土屋茂昭
  • 照明 … 沢田祐二
  • 振付 … 山田卓

主要キャスト

  • イリヤ … 越路吹雪、 前田美波里、 保坂知寿、 山崎佳美
  • ホーマー …日下武史、 市村正親、 石丸幹二、 味方隆司、 加藤敬二

場面とナンバー

(注意:1996年の公演プログラムによる)

第一幕

  • 造船所
    • 「ポ・ポ・ポ」
  • ブズーキ・パレス
    • 「ヨルゴのダンス」
    • 「ピレウス・マイ・ラブ」
    • 「黄金の国」
  • イリヤの家の外
    • 「あの人にはぼくが必要」
  • 造船所
    • 「飲めよ、ウーゾを」
  • 手回しオルガンと街頭
    • 「もう寝るのはイヤ」
  • イリヤの誕生日のパーティ
    • 「誕生日の歌」
    • 「メディアのタンゴ」
  • アクロポリスの灯の見えるところ
  • ブズーキ・パレス
    • 「イリヤ・ダーリング」
  • イリヤの寝室

第二幕

  • イリヤのアパート
    • 「ディア・ミスター・シューベルト」
    • 「授業」
  • イリヤの家の外
    • 「日曜はダメよ!」
  • イリヤの寝室
    • 「ピレウス・マイ・ラブ」
  • ガレージの外
  • イリヤのアパート
  • アパートの外
  • ブズーキ・パレス
    • 「ヤ・ハラー・バイ・バイ・バイ」

上演記録

  • 1974年6月4日~6月28日 - 日生劇場(初演)
  • 1975年6月4日~6月26日 - 日生劇場
  • 1975年7月9日~7月13日 - 中日劇場
  • 1975年7月15日~7月19日 - 大阪フェスティバルホール
  • 1984年3月5日~3月20日 - 日生劇場
  • 1984年4月10日~4月28日 - 日生劇場
  • 1984年9月10日~12月12日 - 全国公演
  • 1996年3月5日~4月26日 - 近鉄劇場
  • 1996年5月1日~5月11日 - 愛知厚生年金会館
  • 1996年5月30日~6月30日 - 青山劇場
  • 1996年7月6日~7月28日 - 札幌JRシアター

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イリヤ 倉井 尚

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