オストラヴァ・スヴィノフ - オパヴァ東駅線(チェコ語;Železniční trať Ostrava-Svinov – Opava východ)は、チェコ国鉄の鉄道線の名称である。路線番号は321。
1855年、皇帝フェルディナント北部鉄道の路線として開業した。オストラヴァ・スヴィノフ - チェスキー・チェシーン線と合わせて、321号線として案内されている。
運行形態
超特急「インターシティ(IC)」
- オパヴァン号: プラハ - スヴィノフ - オパヴァ
- 一日2往復運行されている。スヴィノフ以西は270号線と直通する。
- 2018年以前は一日1往復の運行であった。
超特急「レギオジェット(RJ)」
- プラハ - スヴィノフ - オパヴァ
- 一日1往復運行されている。スヴィノフ以西は270号線と直通する。2017年末に運行を開始した。
特急「リフリーク(R)」
- プラヂェド号: オストラヴァ - オパヴァ - オロモウツ
- ツヴィリーン号: オストラヴァ - オパヴァ - クルノフ
- 2時間に1本運行されている。オパヴァ以北は310号線と直通する。オストラヴァ側は大部分がスヴィノフ駅始発であるが、一日4往復に限り、270号線に乗入れ、オストラヴァ中央駅始発となる。
快速「スピェシニー(Sp)」
チェスキー・チェシーン~オストラヴァ・スヴィノフ~オパヴァの系統で、平日のみ2時間に1本運行されている。スヴィノフ以東は270号線と直通し、オストラヴァの市中心部を経由してチェスキー・チェシーンまで乗り入れる。
普通
チェスキー・チェシーン~オストラヴァ・スヴィノフ~オパヴァの系統で、1時間に1本運行されている。スヴィノフ以東も321号線を走行する。スヴィノフ以東についてはオストラヴァ・スヴィノフ - チェスキー・チェシーン線を参照。
臨時列車
- オストラヴァの色(普通)
- 夏季に年8日、オストラヴァ中央 → スヴィノフ → オパヴァ間に、一日片道1本の運行。スヴィノフ以東は270号線と直通する。321号線内は快速相当の停車駅となる。2017,18年運行。
- 2017年は年4日の運行であった。
- NATOの日号(普通)
- 秋に年2日、オストラヴァ空港 - スヴィノフ - オパヴァ間に、一日1往復の運行。スヴィノフ以南は270号線と直通する。321号線内は快速相当の停車駅となる。2017,18年運行。
駅一覧
以下では、チェコ国鉄321号線の駅と営業キロ、停車列車、接続路線などを一覧表で示す。
- 種別
- IC:超特急「インターシティ」
- RJ:超特急「レギオジェット」
- R:特急
- Sp:快速
- Os:普通
- 停車駅
- ■印:全列車停車
- ●印:一部通過
- ○印:一部停車
- |印:全列車通過
参考文献
- Alfred Horn (1970) (ドイツ語). Die Kaiser-Ferdinands-Nordbahn. Die Bahnen Österreich-Ungarns. Band 2. Wien: Bohmann Verlag
- Hermann Strach (1898) (ドイツ語). Geschichte der Eisenbahnen Oesterreich-Ungarns von den ersten Anäfngen bis zum Jahre 1867. Geschichte der Eisenbahnen der Oesterreichisch-Ungarischen Monarchie. Band 1.1. Wien / Teschen / Leipzig: Karl Prochaska. pp. 73~503. https://archive.org/details/geschichtedereis11aust/page/72/mode/2up
脚注



