湘南江の島駅(しょうなんえのしまえき)は、神奈川県藤沢市片瀬三丁目にある、湘南モノレール江の島線の駅である。駅番号はSMR8。
歴史
当初の予定では海岸線の近くに駅を建設する計画だったが、江ノ島電鉄や地権者の反対に遭って果たせず、やや内陸よりに造られる結果となった。
年表
- 1971年(昭和46年)7月1日:開業。
- 1992年(平成4年) 9月:自動改札機が設置される。
- 2012年(平成24年)3月31日:自動改札機が更新される。
- 2018年(平成30年)
- 4月1日:ICカード「PASMO」の利用が可能となる。また、駅ビルリニューアル進捗に伴いエレベーター導入。
- 10月20日:正面江の島口の供用開始。
- 12月1日:新駅ビルとして竣工し正式に運用を開始する。
駅構造
開業当時からの駅舎に耐震補強及び増改築を施した地上5階建ての駅ビルとして、2018年(平成30年)12月に竣工している。
2005年(平成17年)に採用された第1次サインシステムを受け継ぐ第2次サインシステムが駅ビル内に全面的に採用されている。江の島口と名付けられた正面玄関並びに藤沢口・鎌倉口の計3か所の出入口が設置され、5階に券売機と改札口(自動改札機と有人改札)、ICチャージ機並びにホームがある。有人駅だが駅係員連絡用インターホンも設置されており、大船駅係員と通話することも可能である。2022年2月時点、1 - 4階にはプロレスラーのKAIRIが経営するフィットネスジムなどテナントが入居している。
旅客サービス施設として5階に「ルーフテラス」と命名された展望台が設置されているほか、多機能トイレを含むトイレ、エスカレーター並びにエレベーターが各所に設置されている。ホームは頭端式2面1線で、乗車専用ホームと降車専用ホームに分かれている。増改築前の旧駅舎当時は、エスカレーターは2階から4階までのみの設置に留まっており、エレベーターは未設置であった。
2019年4月25日より、東京電力エナジーパートナーと共同でモバイルバッテリーシェアリングサービス「充レン」を大船駅と共に導入された。
のりば
利用状況
近年の一日平均乗車人員推移は下表の通り。
駅周辺
下記の路線・駅が徒歩圏にあるが、連絡運輸は行われていない。
- 江ノ島駅(江ノ島電鉄線) - 国道467号を挟んで海側に隣接している。
- 片瀬江ノ島駅(小田急江ノ島線)
- 江の島(神奈川県指定史跡名勝)
- 新江ノ島水族館
- 片瀬東浜海水浴場
- 片瀬西浜・鵠沼海水浴場
- 龍口寺
- 本蓮寺
- 常立寺
- 法源寺 (鎌倉市)
- 藤沢市片瀬山公園
- 仏舎利塔(片瀬山公園内)
- 江の島道(国道467号の旧道)
- やまかストアー(スーパーマーケット)
- ハックドラッグ江の島店
州鼻 ()通り商店街- 片瀬郵便局
- 藤沢市片瀬市民センター
- 湘南白百合学園小学校
- 片瀬漁港
- 腰越漁港
- かながわ信用金庫 片瀬支店
バス路線
駅前にある「江ノ島駅前」が最寄りバス停。この他江ノ電併用軌道区間近くにある「竜口寺」「龍口寺」も利用可能。
- 江ノ島駅前
- 江ノ島方面(湘南江の島駅 江の島口前)
- 江ノ電バス
- F3 - 江ノ島行
- F31 - 湘南港桟橋行(江ノ島経由) ※土休日朝1本
- 神奈川中央交通東
- 藤77 - 辻堂駅南口行(江の島経由) ※季節限定
- 江ノ電バス
- 藤沢駅方面(江ノ島駅入口交差点前)
- 江ノ電バス
- F3・F31・F35 - 藤沢駅南口行
- 神奈川中央交通東
- 藤77 - 藤沢駅北口行 ※季節限定
- 江ノ電バス
- 竜口寺
- 江ノ島方面
- 江ノ電バス
- F3 - 江ノ島行
- F31 - 湘南港桟橋行(江ノ島経由) ※土休日朝1本
- 神奈川中央交通東
- 藤77 - 辻堂駅南口行(江の島経由) ※季節限定
- 江ノ電バス
- 藤沢駅方面
- 江ノ電バス
- F3・F31・F35 - 藤沢駅南口行
- 神奈川中央交通東
- 藤77 - 藤沢駅北口行 ※季節限定
- 江ノ電バス
- 龍口寺
- 江ノ島方面
- 京浜急行バス
- 鎌6・船6 - 江ノ島行 ※土曜・休日は日中のみ
- 京浜急行バス
- 鎌倉山方面
- 京浜急行バス
- 鎌6 - 鎌倉駅行 ※日中のみ
- 船6 - 大船駅行 ※土曜・休日は日中のみ
- 京浜急行バス
隣の駅
- 湘南モノレール
- ■江の島線
- 目白山下駅(SMR7) - 湘南江の島駅(SMR8)
脚注
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
外部リンク
- 湘南江の島(湘南モノレール駅情報)




